痩せるためには食事制限と有酸素運動が最も効果的ですが、質の良い睡眠をとることで、これらのダイエット効果が高まることが科学的に証明されています。

睡眠不足が太る理由

◎食べ過ぎを誘発する

寝る時間が不足すると、自律神経のバランスが乱れてレプチンという食欲を抑えるホルモンが少なくなり、食欲がコントロールできなくなって、食べ過ぎてしまうことが起こります。

また、グレリンという食欲を増進するホルモンが増え、ますます食欲を促進してしまい、食べ過ぎの原因になります。

◎脂肪が燃えにくくなる

アメリカのシカゴ大学の研究によると、十分に寝る時間をとらないと、高脂肪・高炭水化物のものを食べてしまう傾向があるそうです。

さらに、寝ている間のエネルギー供給のために、体に蓄積されている脂肪を燃焼させ活用する効果がある「コルチゾール」というホルモンの分泌が少なくなります。

すると脂肪をエネルギーに代える能力が低下して、エネルギーとして代謝されなかったブドウ糖が脂肪として蓄積されてしまい、脂肪が燃えにくくなります。 このように睡眠不足は太る体質を作ってしまいます。

正しい睡眠でダイエット効果を高める7つのポイント

1.時間は7.5時間、規則正しい時間に寝る

年齢などによって必要な睡眠時間は変化しますが、平均的な時間は7.5時間と言われています。

ただ個人差がありますので7.5時間を基準にして、前後に15分単位でずらしてみてスッキリ起きられる自分にあった時間を把握しましょう。

2.痩せる時間帯は22:00〜2:00

22:00〜2:00は睡眠のゴールデンタイムとよばれ、この時脳から痩せるホルモンと呼ばれる成長ホルモンが分泌され脂肪燃焼を促してくれます。

さらにこの成長ホルモンは若返りホルモンとも呼ばれ傷ついた肌と粘膜を修復してくれてアンチエイジングにも役立ちます。

3.寝る3時間前には食事をとらない

寝る前に食事をとると太りやすいです。特に脂肪分の多い揚げ物やお菓子などは控えましょう。

寝ている時間帯に食物を消化中だと、食事でのエネルギーが残り、体脂肪燃焼が後回しになって、寝ている間に脂肪を吸収してしまいます。寝る3時間前には食事をすませておきましょう。

4.寝る前の飲酒は厳禁

夕食の際に少量のアルコールを飲むと、リラックスして眠たくなりますが、量がすぎると睡眠の質を悪くしてしまいます。

自分では認識していなくても、眠っている間に数分間の中途覚醒が起きて、朝までぐっすり眠ることができません。

5.朝、太陽の光を浴びる

メラトニンは自然に眠気をもたらす「天然の睡眠薬」とも呼ばれ、太陽の光が目に入ってから約15時間後に分泌が開始され、その2時間後くらいに分泌のピークとなります。

このメラトニンを増やすには、朝起きた時、しっかりと目の中に太陽の光を入れることです。毎日目覚める時に朝日を浴びることで「メラトニン」というホルモンの分泌が促され夜ぐっすりと寝ることができます。

6.寝る前に体を暖める

寝る前に体温を上げておくと、体は上がった体温を下げようとするため、深い睡眠を摂りやすくなります。

 

7.寝具の工夫

柔らかすぎず硬すぎず、寝返りを打ちやすいことが良いマットレスの布団がおすすめです。
枕の理想の形は、寝ている時の姿勢と、立っているときの姿勢が同じようになるような枕の高さがベストです。