最近、街中でタピオカドリンクを飲んでいる人をよく目にします。なかには行列のできるお店もあるほど、若者を中心に流行っているようです。

モチモチとした食感がクセになるタピオカですが、飲み続けていると意外と太る食材でもあるんです。そこで今回、タピオカの意外な落とし穴について管理栄養士視点でまとめてみました。

 

 

タピオカとは?

 

そもそも、タピオカとはキャッサバでんぷんを原材料として作られています。キャッサバとは芋の一種で、このキャッサバでんぷんを粒状にしたものがタピオカです。

よくミルクティーに入っているブラックタピオカは、このタピオカにカラメル色素を加えたものを言います。モチモチとした食感が人気で、ポンデケージョや菓子パンなどに配合されていることもあります。

 

 

意外と太る!タピオカの落とし穴

①タピオカは意外とカロリーが高い

芋が原料のタピオカですが、簡単に言うとタピオカは「でんぷん質」です。つまり、タピオカの主成分は炭水化物ということなのです。この時点でヘルシーでないことはお分かりいただけるかと思います。

例を出すと、ブラックタピオカ生100gには262kcalものエネルギーを含んでいます。これは白米お茶碗約一杯(160g)とほぼ同じくらいのカロリーです。1杯くらい大丈夫と思って毎日飲んでいると、あっという間にカロリーオーバーになって太る原因になります。

 

②栄養素はほぼなし

主な栄養素はでんぷん質なので炭水化物は多く含んでいるのですが、その他の栄養素はほとんど含まれていません。(冷凍ブラックタピオカ生100gあたりの炭水化物量は64.1g)

カリウムや食物繊維は微量に含まれてはいますが、同量の白米と比べると、タンパク質もほとんど含まず、本当にただの「炭水化物のかたまり」なのです。

 

③タピオカと一緒に飲むミルクティーなどもカロリーが高い

また、タピオカと一緒に飲むことの多いミルクティーにも、多くの砂糖が入っておりより高カロリーになります。量によりますが、例えばミルクティー200gで約100kcalほどです。冷たいドリンクの場合甘さを感じにくいため、さらに砂糖を追加している可能性もありますので、もっとカロリーが高くなります。なので、王道の「タピオカ+ミルクティー」の組み合わせは実はオススメできないのです。

また、タピオカも糖質でミルクティーも糖質のため、食物繊維をあまり含まない組み合わせです。血糖血の上昇も気になります。

大きめのタピオカドリンクを注文すると、意外とカロリーを摂取している可能性があるわけです。さらにチョコレートソースを追加したり、プリンや杏仁豆腐、アイスをトッピングできたりするお店もあるので、そうすると、ドリンク一杯だけで一食分(約500kcal)のカロリーを摂取してしまう可能性もあります。

そのため、タピオカを飲む際には量やトッピングにも注意した方が良いでしょう。

 

タピオカを飲んでも太りにくくする方法

 

では最後に、タピオカを飲みつつも太りにくくするコツをご紹介します。

・なるべく小さめのサイズを選ぶ
・トッピングはせず、ドリンクもシンプルなものを選ぶ
・糖質量が多いので前後の食事で炭水化物を減らして調整する
・タピオカを飲む前に食物繊維を含む食品をとっておく(野菜など)

もちろん、タピオカの良いところは生クリームたっぷりのアイスやパフェ、ケーキに比べると脂質が少ないというメリットもあります。ですが、ストローも大きくあっという間に飲めてしまうので、お茶代わりに毎日飲むというのはオススメしません。

タピオカは、ほとんど微量栄養素を含まないほぼ炭水化物だけの食品ですので、飲む際には食事でご飯を少し減らす、野菜や海藻類をとるなどして調整しましょう。

Leave a Response