トレーニングベルトは高強度トレーニングを支えるアイテム

 

トレーニング、特にジムでの高重量を扱ったトレーニングを行う際、筋肉には強い刺激が入っている一方で、関節をはじめとする体のあらゆる部分にも強い負荷がかかっています。
ですので、扱う重量が重くなればなるほど体にかかる負担も大きくなり、故障の可能性も高まります。
そこで、高重量を扱やすくし、しかも怪我から保護してくれるような筋トレアイテム(ギア)を使用することをおすすめします。
今回はいくつかあるトレーニングギアの中でも多くの人の役に立つアイテムであるトレーニングベルト(パワーベルト)について解説していきます。

 

 

トレーニングベルトの効果

トレーニングベルトを巻くことによる効果は計り知れないものがあり、種目によっては使わないとできないようなものもあります。

 

腰の保護

まずはトレーニングベルトの効果として挙げられるものとして、腰の保護機能があります。
腰は上半身・下半身のトレーニングのどちらでも使われる部分であり、意識しなくても強い負荷がかかっていることがあります。
腰を怪我してしまうとほぼすべてのトレーニングができなくなってしまいますし、また回復まで時間がかかります。
しかも、一回腰を故障してしまうと、それがクセになってしまい、何回も傷めてしまうという悪循環になってしまいます。
元々腰が悪い人はもちろん、特に問題を抱えていないから必要ないと今は考えている人でも、高強度の種目においては使いたいところです。

 

パワーの発揮

もうひとつのトレーニングベルトの効果として、パワーの発揮という点があります。
ベルトを巻くことで腰が安定します。
腰が安定することで姿勢も安定するので、より力をウエイトに伝えやすくなります。
ベルトを巻かないのと巻いたのとでは、扱える重量も全く変わってきますので、高重量を扱いたい人はぜひトレーニングベルトを使用しましょう。

 

どんな種目にも使える

トレーニングベルトを主に使うトレーニング種目としては、スクワットとデッドリフトがあります。
どちらも高重量を扱う種目であるとともに、腰への負荷が非常に大きい種目でもあります。
特にデッドリフトは、気を抜いていると思わぬところで腰に痛みが走ったりしますので、そこまで重い重量を扱わないアップの時から巻いておいても良いでしょう。
そして、トレーニングベルトが役に立つ種目は上記2つだけではありません。
先ほども少し説明したように、腰はほとんどの種目を行う際に稼働されており、何らかの刺激を受けています。
ですので、高重量を扱う種目であったり、姿勢をキープしたい方であれば、どのような種目でも使用可能です。
多く見られるシーンとしては、ベンチプレスやラットプルダウンがあります。
ベンチプレスでは無意識のうちに腰を反ってしまっています。
トレーニングベルトを巻くことでベンチプレスで生じる腰への負担を軽減でき、しかも重量を扱うこともできます。
またラットプルダウンでは姿勢を正確に保つことが大事になりますが、トレーニングベルトで腰を固定することにより、背中に刺激を入れやすくなります。

 

トレーニングベルトの種類

トレーニングベルトといっても、いくつかの種類があります。
ご自分に合ったものを選択するようにしましょう。

 

素材の違い

トレーニングベルトには革でできたものと、ナイロンなどの素材でできたものがあります。
当然革のトレーニングベルトはナイロンに比べて値段はかなりしますが、それでも使用感や、使っていくうちに体に馴染んでくる感覚がありますので、悩むところです。
革のトレーニングベルトは頑丈なものが多いので、1回購入すれば買いなおすということはないと思いますので、良いものを選ぶ方が無難ですが、扱う重量がそこまで高重量でなければ革でなくてもいいでしょう。

 

バックル

トレーニングベルトは通常、ベルト穴にピンを入れて固定しますが、ベルトによってピンが1本のものと2本のものがあります。
2本のほうがよりがっちり固定できますが、これは個人の好みですので実際に巻いてみて確認しましょう。

 

サイズ

トレーニングベルトはフリーサイズではなく、ウエストに合わせてサイズを選択する必要があります。
服と同じでS・M・Lの3サイズがあります。

 

 

トレーニングベルトの選び方

 

トレーニングベルトを選ぶ際には、当然ですが自分にしっくりくるものを選ぶべきです。
素材やサイズなどの違いを認識して選択するようにしましょう。

 

トレーニング強度で選ぶ

頻繁にジムに通い、日々高強度のトレーニングを行う場合には、それだけ耐久性の強いトレーニングベルトを選ばないと効果を感じる事ができません。
出費をケチって安いベルトを使用しても、100kgを超えてくるような重量ですとあまり効果を実感できず、ないよりはあったほうがまし、程度の効果しか感じることができません。
一方、初心者や女性の方の場合はまずはナイロン製のベルトでも問題ないでしょう。
筋トレ経験がなく、これから重量を扱っていくというような人であれば、まずは安いベルトを使って感触を確かめてみましょう。

 

実際に巻いてみる

自分にはどんなトレーニングベルトがフィットするのかを確認する上では、実際に巻いてみてトレーニングを行ってみるのが一番です。
スポーツショップに行けば行っていることもありますが、トレーニング専門のショップやジムでないと販売していない可能性もあります。
店舗にないからネットで購入してやっぱりサイズが合わないということになると最悪ですので、その場合はジムでレンタルしているものを巻いてみるのが良いでしょう。
それなりの規模のジムであれば、革製のものやナイロン製のものも置いてあります。
実際に巻き、素材やサイズを確認したうえで自分にはこれがベストというものを購入しましょう。

 

メーカーにもこだわる

より高品質のベルトを巻きたいのであれば、製造メーカーも大事です。
よくわからないようなメーカーから販売されているよりも、有名なボディビルダーが使用しているものと同じメーカーのものを選ぶのが無難です。

 

トレーニングベルトの巻き方

トレーニングベルトは正しく巻かないと効果をえることができませんので、しっかりと使い方・付け方を覚えておきましょう。
ベルトの穴にピンを通す
トレーニングベルトといってもベルトであることに変わりはありませんので、特別な巻き方があるわけではありません。
巻く位置としては、骨盤よりも上に来るようにしましょう。
しかし、腰を保護してパワーを発揮するには、しっかりときつく締めないといけません。
ゆるみたわみがあると腰を守ってもらえず、怪我をしてしまう可能性もあります。
お腹が少し苦しいくらいのところまで巻き、セットが終了したらすぐに外すようにしましょう。
お腹を締め付けた状態を続けると体調を崩してしまったりしますので、毎回外しましょう。

 

 

マジックテープを止める

ピンを穴に刺すタイプではなく、マジックテープで固定するタイプのものがあります。
これはナイロン製のベルトに多いですが、マジックテープであってもやはりしっかり締めるという点は変わりません。
腰をかがめた時にべりべりとテープが外れていかないようにしっかり固定するようにしましょう。

 

レバーアクション式ベルト

競技用のベルトの場合、ワンタッチで固定することのできるレバーアクション指揮のベルトを使います。
この場合、上記2つよりしっかり固定できますので、よりハイレベルなトレーニングをしたい時はおすすめです。
付け方も簡単です。

 

 

 

筋肉を大きくしたいのであれば高重量を扱う必要が出てきますので、肉体改造を目指している人であれば遅かれ早かれトレーニングベルトのお世話にはなるはずです。
トレーニングベルトを巻くと巻かないとでは大きな差が出ますので、自分に合ったベルトを選択し、トレーニング効率を高めていきましょう。