むくみとは、血液中の水分が血管やリンパ管の外にしみだして、手足、顔などの皮膚の下に溜まった状態のことをいいます。
「脚がだるくてムズムズする」「夕方になると靴がきつくなる」「すねを指で押すとへこむ」などといった悩みをお持ちのかたも多いのではないでしょうか。
でも、そもそもむくみはなぜ起こるのでしょうか??

日常生活に潜む「むくみ」の原因6つ

1.塩分の摂り過ぎ

塩分は通常の生活で不足することはほとんどなく、摂り過ぎてしまいがちなミネラルです。塩分には水分を抱え込む性質があり、体内に過剰な量を取り込むと余分な水分をうまく排出できなくなります。

2.お酒の飲み過ぎ

アルコールは血管を拡張する性質があるため、動脈から水分を通しやすくなり、細胞間に水がたまりやすくなります。
また、アルコールは脱水効果があり尿の量が増えますが、水分を排出した後は喉が渇くため水分を摂取します。しかし、体内の水分量を判断する機能が低下しているため、必要以上に摂取してしまい水分過多となり、これがむくみの一因となります。

 

3.筋力の低下

運動不足によってふくらはぎの筋力が衰えると、ポンプ機能が低下して余分な水分を心臓へ送り戻すことができません。

 

4.ホルモンバランスの変化

女性は、生理の時に女性ホルモンの影響で血管が広がるため尿の量が減ります。これが生理前に比べて身体に水分を溜め込もうとするため結果的にむくみやすくなります。

 

5.長時間同じ姿勢を続ける

立ち仕事や座りっぱなしの仕事で長時間同じ姿勢を続けると、下半身がむくみやすくなります。ずっと同じ姿勢の状態でいると、ふくらはぎの筋肉の働きが少なくなります。筋肉の収縮によって作用するポンプ機能がうまく働かずに、血液やリンパの流れが滞ってしまいます。

 

6.カラダの冷え

血行不良によってカラダの冷えが生じます。そして、末端の毛細血管まで血液がうまく循環できないために起こり、水分が下半身にたまりやすくなり、足がむくみやすくなります。
普段と変わらない生活で突然むくみが生じたり、1週間以上むくみが消えないような場合は、血管や内臓の病気が原因の可能性があります。
できるだけ早めに内科などの専門医に相談しましょう。

 

病気が原因のむくみ

(1)下肢静脈瘤

静脈にある血液の逆流を防ぐための静脈弁が壊れて、逆流した血液が足に溜まってしまう病気が原因のことがあります。血液の逆流を防ぐために血管にある弁が正しく閉じなくなってしまったために、血液が逆流してしまうことによっておこる、足の血管の病気です。ふくらはぎの血管がなんか膨らんでいたり、ボコボコしている…という方は下肢静脈瘤の可能性がとても高いです。

足に血液が溜まってしまうため、非常にむくみやすい状態です。毎日夕方にはむくんでいる…という方は要注意かもしれません。むくみ以外にも足にかゆみを感じたり、ほてる、つるといった症状も現れます。

(2)心臓障害

心臓は全身に血液を送るポンプ機能を果たしていますが、病気などなんらかの原因でその機能が低下することにより、全身へ新鮮な血液を送ることが出来なくなってしまいます。その結果、身体の末端である足などに水がたまり、むくみを引き起こす…というわけです。

 

(3)肝臓や腎臓の障害

腎臓はわたしたちの体内の水分量を調節したり、老廃物を尿として排出してくれる働きを持つ臓器です。しかし、なんらかの原因により腎臓の機能が低下してしまうと、「むくみ」という形で症状が現れてくるんです。
肝臓の機能が低下すると、血液の中に水分をとどめておく働きをする「アルブミン」というタンパク質の合成をうまくすることができなります。これは腎臓のときと同じように、血液中のタンパク質が低下する「低蛋白血症」を引き起こし、むくみの原因になります。

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