久しぶりにお肉料理をゴチになりました!!

みなさん、お肉は好きですか?
実は、お肉には健康長寿の秘密があるのです。

 

日本は長寿国

日本にいる100歳以上の高齢者の数は、約6万5千人。
2015年の平均寿命は、男性が80.79歳、女性は87.05歳です。
健康寿命と平均寿命の差は、約10年といわれていますから、寿命をまっとうする最後の10年間は、要介護状態にある人が多いと考えられます。

とはいえ、やはり元気で長生きしている健康長寿の高齢者もたくさんいます。
そんな元気な高齢者の共通点は、肉をよく食べていることです。

 

血液中の血清アルブミン値

アルブミン(ALB)とは、「血清」に含まれているたんぱくの主成分のひとつです。

アルブミン(ALB)の基準値の範囲は
4.10~5.10 単位(g/ml)
東京都健康長寿医療センターの研究チームは、東京と秋田で、目立った病気のない高齢者1,000人以上の栄養状態と、その影響を20年以上にわたって追跡調査をしました。
栄養状態を表すアルブミンなどの血液成分と生存年数、病気との関連について、詳しく解析を行いました。

その結果、アルブミンの値が低い人たちは、そうでない人たちより生存率が低い、つまり、長生きできない傾向があると分かってきました。

ほかにも、認知症の前段である認知機能の低下を引き起こすリスクが2倍。
脳卒中、心臓病のリスクは2.5倍に上がる、という結果も出ました。
アルブミンは、肉や魚などのたんぱく質をもとに体内で作られるもので、筋肉や血管、免疫細胞などの機能に不可欠な成分です。
そのため、アルブミンが減ると、筋肉が落ち、血管がもろくなり、免疫機能も低下します。

年をとると、多くの場合、アルブミンを作る力が徐々に弱まる傾向にあります。
これが、いわゆる老化です。
だからこそ、高齢者は若い時以上に意識して、肉などのたんぱく質を多くとらないと、アルブミンの減少が加速。
老化が早まり、さまざまな病気が進行する要因となるのです。

 

 

 

70代からでも食生活改善は遅くない

高齢者にとって、若い頃と同じように「しっかり食べる」食生活は長生きの基本です。必要摂取カロリーの目安は高齢者の方が低く設定されていますが、これは年齢とともにカロリーの必要摂取量が大幅に減っていくということではなく、今の高齢者と若者ではもともと体格が違うというのが理由です。

必要摂取カロリーは、年齢よりも筋肉の量に拠るところが大きいのです。長寿のためには、動物性食品(肉、魚、卵、乳製品)もバランスよく取るよう心がけ、全カロリー摂取量に占めるたんぱく質の割合、および全たんぱく質に占める動物性たんぱく質の割合を落とさないようにした方がよいです!